タイルについて

弊社が取り扱うタイルは、磁器質、せっき質、陶器質などのセラミックタイルです。ご使用場所によって材質を選ぶ必要がございます。タイルのサイズは10ミリから600×1200ミリ、それ以上のサイズまで多くの種類がございます。サイズも用途、デザインによって選ぶ必要がございます。

セラミックタイルは、水、熱に強い事から厳しい環境である屋外、水回りにも使用される事が多い。タイルは、建物本体を水、熱、紫外線から保護し景観をよくする素材に最適です。また、セラミックは無機質素材であることからハウスシックに無関係であり、室内にもお使いいただけます。 またタイルの種類、デザインは豊富であり、躯体の保護を目的としない、より目を引くデザインが要求され場所での使用が注目されています。 

タイル製造ロットについて

 

需要や受注量などから製造する製品の量を調整して生産しております。 
製造日が異なると、同じ商品でも微妙に色、サイズなどが変わってきます。 
これは、製造する季節(温度、湿度など)、原材料が影響してきます。環境が整っている工場内や管理された原材料を使っても些細な変化によって差が出てきます。

石材について

石材は、長年地球で作られたもので天然の素材です。

工場で管理されて作られる製品とは異なり、自然な色彩、色ムラが楽しめる素材です。

石材には、火成岩、堆積岩、変成岩と大きく分かれます。 

火成岩は、マグマが冷え固まり結晶化したもの(御影石など) 

堆積岩は、長年の間に堆積して自然の力で固められたもの(砂岩など)

変成岩は、火成岩、堆積岩などの地層が地殻変動による熱や圧力で変質したもの(大理石)

長尺、大判サイズの対応ができる為、温泉施設では、浴槽、洗い場、床などで使われております。

また、大理石の美しい見た目から内装材、カウンターやピザ台にもご使用いただいております。

石材の元石について

 

弊社で取り扱う天然石は、主に海外からの輸入製品になります。採掘場で切り出された大きな塊の石をスライス、ブロックにカットし輸入されます。同じ採掘場で切り出されても異なる場所、層によって同じ品番の石でも色や柄が変わってきます。

 

製造ロット、元石における注意事項

追加注文の場合、大口の案件によっては製造ロット、元石が違う場合がございます。
サンプルブック、カットサンプルと商品の色には誤差がありますので、ご注意ください。

スラブ材について

石材のスラブ材とは、タテ約6502500㎜、ヨコ25003500㎜の大きな1枚板の石です。

ガングソーという機械で原石を20150㎜の厚みにスライス加工されています。

使用目的は、甲板、キッチンカウンター、框、壁面、床面の特注サイズの商品を製作する為の材料です。

 

規格品について

石材の規格品とは、300㎜×300㎜や400×400㎜など各商品の規定サイズにカットされ、すぐに出荷ができるよう在庫されている商品です。

現在、市場に出ている規格品石材は海外製品が多いです。海外でカット、表面仕上げまで完成され日本に輸入されます。

規格品は、納期が短い事や施工性が良いことから住宅から商業施設まで広い範囲で使用されています。

そのことから大量に原石を使います。色や柄が違う原石、大判のスラブ材にならないサイズの原石なども使用して製造されます。

その色や柄が違った原石から加工される規格品を、色、柄が合うように現地の人が箱詰するのですが時に色や柄の違った商品が混入してしまいます。

又、大量生産されるため±0.5㎜のサイズ誤差が生じる場合がり目地幅を5㎜以上は確保する必要があります。

石材を柄・色ムラ、寸法誤差の無いように選別してすると、大幅なコストアップになってしまい規格品としての魅力が欠けてしまいます。

特に大理石では色ムラ・柄違いが激しい商品が多く、この場合は余分に材料を購入して現場で選別するしかありません。

 

 大理石の例として OK-1